pick up☆山内良子のメルマガ第六話☆第七話は来週10/3配信です♪
シンデレラの靴
少女は
ガラスのように透明でキラキラ輝く
お母さんの靴が大好きでした。
お母さんの目を盗んでは
小さな足を入れて歩いてみたり
洋服とあわせて楽しんでいました。
お母さんはいつも
少女が学校から帰る時間に
お仕事に出かけます。
髪を綺麗に巻いてお化粧して。
それを見るのが大好き。
お母さんの部屋には
煌びやかな衣装がズラリ。
色とりどりのドレス
スパンコールやラメのついた衣装
少女はこの衣装を着て
シンデレラになりたいと思っていました。
母親の仕事は「夜のお仕事」
お酒を酌む仕事。
10歳の少女は、5歳はなれた弟に
ご飯を食べさせるのが仕事でした。
お母さんがいなくても寂しくない。
弟にも寂しいなんて言わせない!
少女はお母さんが大好きだから。
「お母さんはね、
お仕事でナンバーワンなのよ」
え?何それ?一番ってこと?
「そう、誰よりもお仕事ができるの」
そんな風に誇らしげに
自慢げに言う母親に
少女は目を輝かせて言いました。
「ナンバーワンっていいの?」
そう、誰よりもお給料が高くて
誰にも文句を言われなくなるの。
そして一番きれいになれるのよ。
女はね、
人の足を引っ張る生き物だから
なんでも一番になりなさい。
足元にも寄せつけない一番に。
「お母さんはイジメられた事あるの?」
お母さんも一番になるまでは
たくさんイジメられたわ。
一番の人に一番イジメられるの
「一番になるとイジメられないの?」
一番になると
まわりが気にならなくなるのよ。
「私もナンバーワンになりたい!」
一番になったら
誰よりも人に優しくなりなさい。
人を守る人でいなさい。
そうする事で一番はきっと守れるから。
「私ね、人を守る一番になるね!!」
少女は、そう心に誓いました。
続く
…………………………………………
少女とは私。
今から思えば、
この母からもらった言葉で、
これまでの私を形成していたような気がします。
今は「一番」という順位には
こだわっていませんが、
これまでは、
テストや試験が大好きで
仕事だったら順位のつく営業職を選び、
常に一番をとってきました。
一番になった時には
勉強ならその方法を、
営業ならその工夫を、
手の内を明かしてきました。
そうする事で
自分がもっと成長でき、
感謝され、
はじめてリーダーと
認めてもらえるようになるのです。
…………………………………………
↑
このテキストは、
昨日の朝、配信した
私のメルマガ第6話です。
毎週火曜の朝に配信しています。
物語風にしていますが
単なる私の身の上話で(笑)
第五話までに
小女が壮絶なイジメにあった時の
心境も書かれています。
私のメルマガは
その日、その時に感じたままを
書いているため
来週は、〆切直前だから
「メルマガ配信を1回お休みします」
と書いたのですが
来週も配信する事にしました!!
パートナーであり、
えら部の社長である畠山が
ほりえもんの『多動力』から
引用してこんな話をしてくれました。
↓
「完璧を目指すな」
「完了を目指せ」
完璧主義は仕事が遅くなる。
メルマガを休止したり停止したり
送る者の都合が良すぎる。
見ている人の事を想えば、
どんなすき間時間をつくってでも
続けるべき。
↑
なるほど。
大変申し訳ございませんでした!!
m(_ _)m
たしかに。
まだ読者はそんなに
多くはないけれど。
来週も楽しみにしています、と
毎回メッセージをくれる方、
感想をメールでくださる方もいるんです。
こんなに数あるメルマガの中で。
読んでくださるだけで、感激!!
ありがとうございます。
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